エピソードを入れる

英語に限らずですが、会話というのは単純に結果だけを言っても面白くありません。「この間、奈良に行ったよ。楽しかった」と言われても、いまいちその楽しさが伝わってこないし、奈良に行ったことがないと想像しにくいかもしれません。会話というのは、そもそも相手に興味を持ってもらわなくては始まりません。大切なのは、情報を伝えることです。そのためには「具体的なエピソードを入れる」ことが効果的だと言えます。例えば「奈良に行って楽しかった」と言われるよりも、「奈良に行って楽しかった。鹿が多いから道にたくさん居て、道路にねそべっているのもいた。鹿にあげられる鹿せんべいというものがあって~」という、具体的なエピソードを入れたら、相手も想像がしやすく、楽しかったことが伝わるでしょう。さらに会話の途中に「鹿はどれくらいの大きさ?」とか「ツノは危なくないの?」といった質問も挟み込まれるでしょうから、更に会話が弾んでいくことだと思います。

上記の例は、日本の友人と、日本語で話した時を想像してもらえれば「確かに話が弾むだろう」と理解してもらえると思います。それは、英語も全く同じです。話に具体的なエピソードを入れる必要性を理解できたら、今度はそのエピソードを英語に直してみましょう。まずは日本語で話したいエピソードをずらりと書き出して、ひとつひとつを英語に直していくだけでいいのです。内容も長くなるので、初心者は骨が折れるかもしれませんが、英語能力を伸ばすトレーニングにもなります。これを自分の持ちネタとして何度も話していれば自然と口から出るようになるでしょうし、その英文を自分のものにしたとも言えます。ぜひとも持ちネタを増やしてみてください。