質問に答える意義

前項では、質問に答えるということについて述べてきました。会話はコミュニケーションですので、しっかりと準備をする必要があるということも分かったと思います。しかし、そもそも「基本的な質問に答えるメリット」はあるのでしょうか?2つのポイントから説明していきます。

一つは、自分が会話で使う単語が分かってくることです。恐らく多くの人は、「自分には単語力がないから会話をすることができない」と思い込んでいます。もちろん単語力がなくて会話ができないという場合もありますが、多くの場合は「ネタ力」が低いためなのです。単語自体は覚えているのに、「自分の趣味は何か」「好きな食べ物は何か」を言うことができず、それに付随する話も出来ないのです。元々質問の答えを準備していないために、「自分が言いたい話に関する知識が身についていない」のです。これは大変もったいない状態です。自分が使う予定がある(だろう)単語について覚えておけば、必ず生きた英語として使えますし、取っ掛かりが何もない状態よりも効率よく吸収できます。

もう一つは単純に、会話の仕方が身につくということです。この「会話の準備」「実際に会話をする」を繰り返していると、当然ながら経験値があがっていきます。実際に話すことで「こういう話もしてみたかった」「もっとこの部分について掘り下げたかった」と、どんどん話したいことが増えていくでしょう。会話量、説明量を増やそうと、常に意識が向くことができるので、英語学習もはかどります。「自分が一言しか言えない」状態にも違和感を覚えるでしょう。質問の答えはいくらあっても困らないですし、勉強になります。簡単にできるので、実践してみましょう。